試合の前に、阿部を移籍させるチーム方針について
まず、試合の前に、阿部の湘南への移籍報道に驚きました。
「柿谷より阿部」と前回の記事で書いた私としては、監督・GM・そしてチームの方針に疑問がわきました。
前節の試合、そして清水戦でも、選手たちに懸命さ・執念や一体感が感じられなかったのは、この移籍を決定してしまうようなチームに対しての不信感が選手にあるのでは?と邪推しました。
クラブ運営、大丈夫ですか?
希望が消えかけた敗戦
浦和戦・清水戦といい、オリ10の降格候補チームには負けないといけないルールでもあるのでしょうか?
連動はしていたが、厳しいデュエルはなかった守備。スキをつかれ失点
試合開始当初は名古屋が決定機を2つ作ります。ここで決めていれば試合展開は変わっていたでしょう。
しかし前半、選手全体的に気持ちの強さが見られず、清水に主導権を渡します。
FWからDFまで、敵パスコースを消せるようポジションを意識した守備はできていたと思います。特に柿谷がインテンシティは低いながらも、懸命に走っていました。
しかし、激しくプレスをかけるわけではないので、ボールを取りきることはできません。
DFラインがFWと連動できず、低すぎて危険なシーンも見られます。
そして38分、名古屋のチャンスが防がれたあと、前線の選手が守りに走ることなく、ただただ落胆しているスキに、清水に先制を許します。
これは柿谷に特に言えるのですが、攻撃が失敗したときに、守りに走らずにがっかりしています。
これはおかしい。攻撃がストップした瞬間に、守備が始まるのがサッカーです。
攻守の切り替えの基本ですよね?
気持ちの部分で盛り返した後半、それでも最後の采配は疑問
後半、長谷川監督から選手にしっかり走るよう指示があったようで、清水相手に攻勢に出ます。
選手の気持ちが試合に集中できないクラブの運営方針が問題だと思います。
攻撃面・守備面共に歯車が噛み合い、決定機も作りました。しかし、得点に至らず。
攻め込むも追いつけない終盤、まさかの中谷をトップに入れてパワープレーに出ました。
この瞬間、試合を観る気がなくなりました。
全力でプレスをかけてボールを奪いにいけばいいと思うのですが。
案の定、ぐちゃぐちゃになったDFラインに入った吉田が割りを食ってレッドカードです。吉田がチームの被害者のようになっています。もっと試合に出ていないとおかしい選手です。
そしてトドメの2失点目。個人的には今シーズンのゲームオーバーが来てしまった印象です。
神戸の二の舞いになる前に
クラブの方向性自体に疑問が湧いた試合、そして移籍報道でした。
ミスリードしているのは、監督か?GMか?グラブ上層部か?
グランパスはどういうサッカーを目指しているのか?
どうやって強くなるのか?
どういうチーム、どういうクラブになっていくのか、そろそろはっきりさせてほしいと思います。
それがあった上での監督選びです。それもないまま監督を決めてしまってはチームがブレブレになってもおかしくない。
それがなければ、強力な外国人FWを連れてきて、得点を取らせて順位を上げるだけのチームにしかなれません。
高度な組織力のない、魅力のないサッカーにしかなりません。
抜本的な方針転換が必要ではありませんか?
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