横浜FC戦、グランパス守備の何が問題だったか?

グランパス

失われたコンパクトさ、インテンシティ、組織的連動性

中年のあいまいな記憶を頼りに、横浜FC戦で気になった点、今日は守備について書いてみます。

失われたコンパクトさ。10年以上前のサッカーなのか?

まず。DFラインからFWまでをコンパクトに揃え、数的優位を作ること自体を放棄している?ように感じました。

トップにユンカーを配置する。とすれば、残りの選手でコンパクトなゾーンを作るのか、もしくは、DFラインを上げて全体のコンパクトさを保つのか。

いずれの手段も放棄した戦術に感じました。

前目に3人を配置。残りの選手はそれぞれの判断に任せて守る。相手がミスしてくれたらラッキー。という印象でした。

優勝を目指せるチームの戦術でしょうか。

Jリーグにおける、レアル・マドリー並みの選手を揃えれば、優勝を目指せるでしょう。

アグレッシブな守備は?組織的統一性のなさ

コンパクトさがないことも影響してきますが、相手にボールを持たせる場合でも、通常、「このラインを超えたら、チームとしてボールを奪う」という決まりごとを持つことが多いです。

例えば、ペナルティエリア手前10mくらい、など。

当然、そのときは、全選手が連動して、相手選手のパスコースを消し、近い選手がプレスをかけに行きます。

しかし、横浜FC戦では、ボールへプレッシャーをかけるときに周囲の選手の連動性がない。フリーの敵選手が何人もいる状態では、プレッシャーをかけてもボールなんて取れません。ボールの取り所や、設定ラインもよくわからない守り方でした。

実らないインテンシティ、穴だらけでは厳しいチェックも意味をなさない

上記のように、組織的に連動して相手選手のパスコースを消してこそ、ボールの取り所がはっきりして、思い切ってチェックに行けます。

それなくしては、厳しくチェックに行っても、パスを出されてしまうだけです。

また、コンパクトさもないため、スペースが広大にあれば、普通にドリブルでかわされてしまいます。

思い起こしたのは、マッシモ最終盤の守備

去年から、全く進歩していない。それが私が抱いた印象でした。

いや、マッシモ最終盤、セレッソ?にぶち破られたときもこんな守備だったな、と思い出に浸りました。

去年書いていたことを思い出しました。

戦術・戦略構築に長け、監督と十分意思疎通できるコーチの招集が必要です、と。

シーズン途中での解任は難しいでしょうから。

相手がJ2から上がったばかりの横浜FCだったから、ある程度加減していた、という面もあると思います。

それでも、ペナルティエリア付近に侵入されたら、選手が連動してパスコースを消し、インテンシティ高くボールを奪う守備をするのが、本当に守備力が高いチームの戦い方だと思います。

次の試合では、進化が感じられることを期待します。

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