今回も、勝手に選手評します。
今回は敗戦で、内容的にも広島に負けていたため、全体的に低い点数です。
ランゲラック・・・4.5
バックパスの処理で致命的なミスを犯した(キックに関しては、地味に基礎練習をやり直しても良いと思います。パスは反復練習が命です)。
成瀬 竣平・・・5.0
1点目の際の守備を含め、守備面で後手を踏んだ。攻撃面でも持ち味を発揮できなかった。リトリートではなく、デュエルで戦える選手に成長して欲しい。U-21代表候補選出は素晴らしいことなので、将来の日本代表レベルまで成長してほしいです。
中谷 進之介・・・5.5
守備はそつなくこなしたが、広島のハイプレス相手にビルドアップ面で苦戦した。ロングパスの精度をさらに向上させたいか。
チアゴ・・・5.5
こちらも、中谷と同じく、ビルドアップに苦慮した。
吉田 豊・・・6.5
強いデュエルで広島の選手をほぼ完封。サポートのフリーランも完遂した。
長澤 和輝・・・5.5
数的不利に陥ることが多かった中央の守備や、サイドバックの開けたスペースのフォローに奔走。広島のプレスも厳しく、攻撃面で手を焼いた。
稲垣 祥・・・6.0
長澤とともに、中央に広く空いたスペースなどを何とか守った。攻撃面でもゴール前に飛び出し、惜しいシュートを放つなど、見せ場を作った。
仙頭 啓矢・・・5.5
攻撃では、広島のプレッシャーがかかる中、適切な状況判断から良いパスを通した。しかし、この日は前線からの守備に迫力がなく、戻りもやや遅くボランチの前のスペースを開けてしまう場面も目立った。
甲田 英將・・・6.5
期待も込めて。状況判断や、パス・シュートは今後に課題を残すが、そのドリブルやファーストタッチでのボールの置所など、敵にボールを奪われないプレーを披露した。広島にとって最も厄介な選手だった。こちらもU-21代表候補合宿でぜひアピールしてほしい。
柿谷 曜一朗・・・5.0
そのセンスに疑いはなく、パスやドリブルで攻撃をスムーズにさせた。一方、守備面では酒井などのように前線からのハイプレスができないため、チーム全体の守備強度が下がってしまった。相手を背負ってキープするプレーなども見せたが、トップを張るにはフィジカル的に厳しかった。守備面のマイナスを打ち消す、決定的な仕事が必要か。
マテウス・・・5.5
広島の厳しい守備に、沈黙させられた。鋭いクロスを何本か放つも、決定機にはつながらなかった。裏を狙う要求が監督からあったようだが、そこを重視した分、中盤の構成力の低下につながったか。また、前線からのプレスも緩かった。
宮原 和也・・・6.0
デュエル含め、守備の強さを改めて見せた。
レオシルバ・・・5.5
ゲームを作る能力を発揮してくれたが、広島の守備相手にボールを失ったり、パスミスをする場面も目立ってしまった。
酒井 宣福・・・5.5
前線から積極的にプレッシャーをかけ、後ろの守備を助けた。負けていたので、得点につながる決定的なプレーが欲しかった。
相馬 勇紀・・・5.5
馬力のあるドリブルで右サイドで存在感を出し、チーム戦術通り裏へのパスを狙った。脳震盪の影響もなさそうでその点は安心した。守備の際のポジショニングはまだ迷いが見られた。
長谷川 健太・・・5.0
メンバー的にも、コンディション的にも勝ちにいった試合での敗戦。柿谷ら攻撃に強みを発揮する選手を多く起用したが、得点にはつながらなかった。逆に前線からのハイプレスを放棄することとなった。FWに裏を狙わせたが、特に前半は広島のハイプレッシャーを打開できずパスが通らなかった。チームとしての優先事項、強みをどこに置くのか?選手起用を今後どうするのか?コロナの影響も残る中、難題が積み上がった。
全体・・・5.0
広島のハイプレッシャーの前に沈黙。広島の攻撃時のミスが少なければ、大敗もあり得た。攻撃的な選手を多く配置したことも裏面に出てしまったか。前線からのプレスが消え、中央やゴール前で数的不利になる局面も多かった。攻めてもシュートの際には相手DFが揃った状態が多く、清水戦と同じく攻撃は停滞した。
サンフレッチェ広島・・・6.5
ハイプレスで名古屋を封印した。運動量で勝り、組織的な連携でも上回り、数的有利な状況を多く作り出した。ただし、攻撃時にミスが多く、それがなければ圧勝していた可能性もあった。
残念な結果でしたが、これをきっかけに、チームがより良い方向へ進んでいくことを信じます。
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