今回、久保は5-3-2の右FW、ムリキとツートップです。守備的な布陣に久保を組み込む、やや苦しいフォーメーションです。
試合は4対3でセルタ勝利、久保は2点目のオウンゴールにつながるFKを蹴りました。実力通りに力負けした印象です。
久保のプレーは、全体的には、いつもどおりな印象でした。ツートップに入った分、裏への意識が少し高くなりましたが、これはあくまでフォーメーションの影響だと思います。
いつものように、裏を狙うべきときに下がってボールをもらおうとする悪い癖が出ていました。
マジョルカの1点目がそうですね。相手DFとGKの間にクロスが入ったとき、久保はそこへは走らずに後ろに下がってボールを要求していました。なぜ目の前にある得点チャンスに参加しないのか?もったいないです。
守備についてはがんばっているのは良くなっているところです。ただし、味方が追い込んで囲みかけているときに、追い込むのをやめる判断をしてしまうことが多いです。周囲の状況を考慮した上で、自分が何をしないといけないか、ここの判断がもう少しと感じます。これではやらされているからやってるだけの守備です。ボールを奪って得点を奪うための守備になっていないです。守備強度もこれから上げていって欲しいところです。
この日は、スローインでボールを受けたときなど、相手に取られる場面がいつもより多かったように感じました。それでも局面ではうまさを見せるのですが、守備でチームに負担をかける分、やはり攻撃ではもっと違いを作ることを求められていると思います。
この試合でも、久保がタイミング良く裏へ走る場面ではやはりちゃんとボールは出てきます。これを見極めて狙っていけば、勝手にパスもくるし得点も増えるはずなのです。チームももっと勝てるはずです。
また、この日も実況で気になったことが一つ。久保が守備をさせられて疲弊してしまう、と言っていたんです。さすがに解説者はスルーしていたと思います。FWの前からの守備なんて、今のサッカーだったら当たり前のことですよね。他のFWがどれだけ守備しているか全く見てないのでしょうか。
守備が免除される選手なんて、メッシとか世界的に見ても最高峰のレベルの選手だけです。。
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