香川真司、林大地 シント=トロイデン vs ルーヴェン

香川真司

香川は74分から出場です。前節も見ましたが、積極的に味方に指示を出しているところが目立ちます。

インサイドハーフということで、守備面の強度が心配でしたが、やはり海外選手のように、しっかり体をぶつけてという守備は難しそうです。

そうなると、攻撃面でどれだけ違いが作れるかが大切になってきます。

出場時間は短かったですが、何度か攻撃でもプレー機会がありました。スルーパスなどを狙う場面もありましたが、違いを作るまでには至らずでした。かつてのようにスピードに乗ったドリブルで相手DFを切り裂くようなプレーもこの日は見られませんでした。

守備のプレーでは、やや腰が高く感じました。切り返しの速度、相手に詰めるスピードが不足しているかもしれません。相手との距離感も、少し離れすぎている印象です。この感じは、久保やイガンインにも共通します。タイトに守備をすることに慣れていない、攻撃特化型の選手の特徴なのかもしれません。

攻撃主体の選手は、基本ドリブルをするときなども、あくまで自分のタイミングで重心移動をするので、相手に合わせた動きの切り替えが体に染み付いていないのかもしれません。

それでも、プレスバックでボールを奪う場面や、おしいスルーパスを出す場面もありました。

今のところはまだアイドリング状態でしょうから、しばらくは様子を見ていきたいです。

香川を見ていたのですが、香川よりも林大地がガンガン体をぶつけてファイトしている姿が印象に残りました。原→林のラインで得点も決めていました。海外の試合でガツガツぶつかれる選手は、安心して国際試合で使えますね。

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