【グランパス移籍事情】吉田麻也はどこへいくのか?

グランパス

少し時期を逸していますが、ここ最近の選手の移籍関係で特に気になったものについて書いてみます。

息抜き的な記事です。

他チームへの移籍:甲田・・・東京ヴェルディ

小柄ながらドリブルとキックに高い技術を持つ甲田がヴェルディへ移籍。

期待値の高かった選手だけに驚きました。

しかし、フィジカル面、守備力など、J1リーグの壁につまずく甲田にとってはいい成長のきっかけになるかもしれません。

鍛えるべき部分が明確なので、ヴェルディで試合に出ながら、成長してほしい選手です。

グランパスへ加入:中島・・・コンサドーレ札幌、前田・・・ユトレヒト

身体能力にすぐれたFWの中島が、コンサドーレ札幌から加入

ダイナミックなプレーで印象的な中島が加入です。

結構なサプライズに感じました。

札幌的には痛くないのか?と最初に感じましたが、そうでもないようです。

身体能力に頼りすぎたプレーで、技術面や戦術面に課題を抱えているようです。

コンサドーレでの出場機会も少なかった模様。

終盤のジョーカー的存在が欲しかった名古屋と、戦術的な約束事の少ない名古屋での成長に期待するコンサドーレ側の、両者の思惑が一致したのでしょう。

昨年のフォームを取り返せない酒井が、さらにケガにまで見舞われ、有力なFWの控えが17歳の貴田一人という状況だけに、有効な補強だと感じます。

ユンカー、マテウス、永井らと比較して、彼らに劣らない活躍ができるかどうかは、彼の成長次第でしょう。

オランダへレンタル移籍した前田が復帰

さらに、オランダへレンタル移籍した前田が復帰です。

オランダ移籍早々のケガにより、今回の海外挑戦はほぼほぼ失敗に終わってしまった前田でしたが、J1で優勝争いするチームでの活躍の機会が訪れました。運命って不思議です。

ただ、残念なことに前田に関しては私がJリーグを見ていない期間に活躍した選手なので、個人的には見てみないとわからない選手です。ケガからの復調具合も気になります。

もし前田がレギュラーFW3名に引けを取らない活躍ができるのであれば、前出の中島や貴田らと合わせ、FWの選手層はかなり厚くなります。

FW以外は現状維持か、気になる吉田麻也はどこへ行くのか?

現状、加入はFWだけの模様。

ボランチは稲垣・米本の控えとして長澤。内田が先日の試合では務めましたが、やはりレギュラー二人と比較するとやや力が落ちます。吉田や重廣含め、控え組にはさらなる成長が求められます。

WBに関しては、不動の森下と和泉あるいは内田がレギュラー格。和泉の状況判断力が向上の兆しを感じさせるため、さらに守備力がつけば恐らくレギュラーは安泰と感じます。

内田以外では、石田や河面、ターレスなどが控えとなりそうですが、正確なプレーと精力的な上下動がこなせれば、森下が出場停止になったときの穴を埋められるでしょうか。

激しく上下動できるWBの控えは一人はほしいところです。

丸山のケガはあったが充実のセンターバック。吉田麻也はどこへ行くのか?

中央の中谷、成長著しい藤井と、丸山・野上が控えるセンターバック。

先日センターバックとして出場した河面は守備強度にやや不安を感じましたが、ケガなどがなければ問題ない布陣でした。丸山のケガもある程度回復基調のようです。

しかし、元名古屋で元代表キャプテンの吉田麻也。

フィジカル的な衰えがなければ、Jリーグに戻れば恐らく格の違いを見せられる選手です。

この男が名古屋に復帰するのか否か。

復帰すれば明らかにDFラインのレベルは上がると思います。

ルヴァンカップ、天皇杯もあるため、一概に否定することもありません。

とはいえ、復帰するとなると、誰がレギュラーから外れるのか、また、シーズン中のDFラインのリーダー交代、さらに現在の名古屋の選手は吉田と一緒にプレーしたことのない選手ばかりになると、それなりに気がかりな点は多いです。

所属選手の高齢化、という点でも一考が必要でしょうか。

しかし、もし獲得できるなら、本気で優勝を目指すことになりそうです。

とはいえ、名古屋にとって優勝に必要なのは、本当のところは組織力、戦術部分なのですが。

果たしてどうなるでしょうか。

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