3日にもマテウスがサウジアラビアへ移籍の可能性。3トップの一角を欠くことに
寝耳に水でした。
マテウスがサウジアラビア1部アル・タワーウンへの移籍の可能性が非常に高いとのこと。
組織力、戦術的なレベルが高くない名古屋が好順位を維持できている最大の要因、強力3トップが崩れる可能性が高くなりました。
前田、中島と立て続けにFWを補強したのは、このことが原因だったのかもしれません。
絶対的な個の力で速攻を成立させていたマテウス、守備でも運動量とパワーで非常に効いていました。
持ち過ぎなど悪い面も目立つ選手でしたが、Jリーグレベルではそのマイナスを遥かに上回るプラスを与えてくれていました。
復帰する前田、運動能力の高い中島、あるいは、潜在能力が非常に高い貴田。
これらの選手がどこまで穴を埋められるかが重要になりそうです。
また、酒井に関しては、昨シーズンの運動量とスピードを取り戻すまでは個人的には期待薄です。
藤枝MYFCから久保 藤次郎選手を完全移籍で獲得
こちら、グランパスみよしFC(中学生年代)の出身選手とのことです。
今季、J3からJ2へ上がった藤枝で27試合出場、5得点。
スピードのある右ウイングバックのようです。
森下・和泉のバックアッパーとして、上下動できる選手を獲得した模様。
やや層が薄いWBにおいて、彼ら二人に匹敵する活躍ができるのであれば、非常に大きな補強となります。
広島MF森島司へ移籍オファー、移籍金、推定2億円を準備
そして、こちらも驚きの広島、森島へのオファーです。
得点力、テクニック、攻守に走れる万能な選手。そして、名古屋U-15出身。
離脱するであろうマテウスの担っていた守備面を考えると、2トップにしてやや下がり目に森島という布陣を意識してのオファーでしょうか。
さすがにすんなりと移籍とはならないとも感じます。
もし名古屋に、広島に匹敵する組織力があれば、可能性は高まったでしょう。
しかし、組織的にも優れたサッカーを展開する広島から、未熟な組織力の名古屋への移籍を、しかもシーズン途中のこのタイミングで決断するのか?
アンダー出身選手だとしても、やや分が悪い勝負な気もします。
選手獲得に関しては鋭敏に動くフロント。必要なのは戦術を構築できる監督とコーチでは
マテウスの移籍を発端として、選手獲得の面ではフロントは迅速な動きを見せている印象です。
移籍した選手が活躍している現状を見るに、この点はいい動きができています。
それを踏まえて、名古屋というチームに本当に必要なピースは、チームの戦術的部分の向上です。私が組織力を高める必要があると常々訴えてきた部分です。
それを植え付けられる監督とコーチが、本当は最も必要だと感じます。
それが今の長谷川体制で構築できるのであれば、来年度も今の体制でも問題ないでしょう。
しかし、それが無理なのであれば、なるべく早いタイミングで新しい体制が求められると感じます。
絶賛シーズン中ではありますが、最低限の基礎的な戦術だけでJ1を戦うのは、もう限界に来ていると感じます。
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