25J18【名古屋グランパス vs 浦和レッズ】2対1、逆転で勝ち点3獲得!

グランパス

簡易版:中二日のレッズ相手に粘って逆転勝利

今回は簡略的に。

チーム力としては浦和に分があったと感じますが、中二日という日程的なデメリットを背負った浦和に、名古屋が逆転勝ちです。

非常に価値の高い、勝ち点3を獲得しました。

一旦、降格圏からも脱出です。

時折見せる浦和の質の高い攻撃にてこずり、先制を許しましたが、全体的には休養十分な名古屋がボールを支配する時間が多かったと感じます。

この勝利の最大の要因は、日程的なメリットだった、と感じます。

バランスの取れてきた守備組織

連動性の低いハイプレスマンツーマンでもなく、レベルの低いべた引きの守備でもなく。

ある程度、組織的にバランス良く、ボールへのプレッシャーやパスコースの限定もできた守備が、やっとできてきたと感じます。

何度も書きましたが、本来ならば、監督就任時の最初にやるべきことですが。

それでも、試合終盤や、交代選手まで含めた場合は守備組織が危ういシーンも目立ちます。また、ボールへのプレッシャーのかけ方も、選手任せで、対応する選手によって大きく変わってしまいます。

依然、改善の余地もまだまだ残っています。

根本的に、守備の部分の組織力、この部分さえまともに仕込めていれば、そもそも残留争いにどっぶりつかるような選手層ではありません。

パス攻撃もそれなりに形になるシーンも。4年もかかった点をどう評価するか。

長谷川監督が4年かけて続けてきた、パスをつなぐ攻撃も、少しずつ形になることも増えています。

守備をほっぽりだして、攻撃だけをやり続けて4年目でこの状況なので、とても褒められたものではないと感じますが。

良くなっているとはいえ、相手のプレスが厳しいとボールをつないでシュートまで持っていくことはとてもではないですができません。

ハイプレス > ビルドアップ という現代のサッカーシーンの流れをまず認識する必要があります。

そして、ハイプレスにはスタミナ面の弱点があるということも当然忘れてはいけません。指導者層であれば、Jリーグ創設当初の、ゾーンプレスの失速は誰もが知っているはずです。山口GMはまさに当事者だったはずです。

それに対応できないようでは、サッカーが見えていないと思われてしまいます。

今のサッカーは攻撃と守備、両方のバランスが求められている、そういう流れです。

FWからの守備をおろそかにした、名古屋とマリノスの低迷がそれを証明しています。

去年、攻撃に全振りした札幌と鳥栖が降格してもいます。これでも気づけないなら、センスがありません。

前半最後の新潟戦。この試合の結果が今後を大きく左右するか

次節が前半戦最後の試合、相手はともに残留争いをする新潟です。

新潟は現在19位、名古屋との勝ち点差は4。さらに試合数が名古屋より1試合少ないチームです。

この試合に勝てれば、残留争いにある程度余裕が持てるところまで上がれるはずです。

しかし、逆に敗れれば、また残留争いの真っ只中に巻き込まれます。

新潟にとっても非常に重要な試合です。簡単には勝たせてくれないでしょう。

互いにいかに固く守れるか、ミスをしないか、この点がまず大切になると感じます。

今年は残留争いがずっと続くので、負けられない試合ばかりです。

なんとか勝利をもぎ取ってほしいです。

2つのバナーをクリック、もしくはポチッっとお願いします(名古屋グランパスの人気ブログの一覧画面が表示されます)。

にほんブログ村 サッカーブログ 名古屋グランパスへ

コメント