グランパス選手、柏レイソル戦までの個人評
今回は少し趣を変えて、第4節、柏レイソル戦までの選手評を書いてみます。
独断と偏見、1度見かつ、中年の怪しい記憶力を頼りに書きますので、不完全な点はお許しください。
個人の主観がかなり入っていますので、偏った内容になることもご了承ください。
ランゲラック:良
昨年から引き続き、安定したパフォーマンスでチームを救う。
勝ち点6くらいは彼の功績かもしれない。
惜しむらくは、ビルドアップ、キックの練習が不足していることのみ。
中谷:普通
タイトな守備、縦へのパスなど、持ち味を発揮。
一方、相手FWに苦戦する場面もちらほら見られる。
今後、チームが戦術・組織的な戦いに取り組むとすると、彼のラインコントロールが重要となる。
もし本格的に取り組んだ場合は、一時的に守備が崩壊する可能性も有るが、産みの苦しみとして我慢するしかない。
藤井:普通
高さ、強さ、危機察知能力など、強みは発揮。
今年目立つのは、ビルドアップ時に、ドリブルで持ち上がり相手守備を混乱に陥らせる場面。
代表を目指してほしいので、要求は高い。
- パスの精度・スピードの向上。反復練習あるのみ。
- ドリブルで持ち上がったあとのプレーの練習。これも繰り返し体で覚える必要あり。
- 気を抜かないこと。サポートのレベルも上げたい。
丸山:普通
ロングフィードで持ち味を発揮。
一方守備では、相手FWへの対応に苦しむ場面も。
森下:良
オーバーラップとサポートで、攻撃を活性化。
守備でも積極的なプレスを見せる。さらにフィジカルも鍛え、移籍した吉田レベルに成長してほしい。
1対1の仕掛けも積極的。
次のステップは、ハイレベルなキックの習得だろうか。
速くて鋭いクロス、正確なアーリークロス、サイドチェンジ。
これらを練習すれば、代表も見えてくるかもしれない。
和泉:やや悪い
サガン鳥栖戦では持ち味を発揮したが、それ以外の試合では不十分か。
いいプレーを見せるときもあるが、周囲との連携不足もあるのか、消えている時間が長い印象。
現時点では、昨年の吉田・相馬と比べると、物足りなさをどうしても感じる。
ただし、私が彼のプレーをしっかり把握できていないことが多いので、本当の評価は今後にしたい。
稲垣:良
豊富な運動量、厳しいプレッシング、攻撃への関与と積極性。
チームの心臓。
ただし、DFラインでの危険なミス、下がりすぎるポジショニングなどは改善が必要。
米本:良
開幕戦で感じた危機感の多くを払拭。
稲垣とともに中盤でのプレッシング、攻撃では、効果的なボール運び、チャンスを作り出す縦パス。
技術的なレベルはそこまで高くないが、攻撃時に、状況を適切に判断し、プレーを選択できる能力が高い。
こちらも、下がりすぎて中盤底の守備網を崩さないことが最大の課題。
マテウス:良
ドリブル、パス、キープ、シュート、FK。
技術とパワーとスピードで攻撃をリード。
守備をサボることも多いが、逆に、敵CKなどでこぼれたボールへのいち早いチェックは、名古屋の失点を大きく減らしてくれている。他の選手ができていないプレーなだけに、欠かすことができない存在。
これはおそらく、ブラジルでプレーして体が覚えたものであろう。
ブラジルでは、ペナルティエリア外でも、フリーにすれば決定的なシュートやパスが飛んでくる。
キックのレベルが低いJリーグでは養われないため、日本人はこぼれ球への速いチェックを意識して実行する必要がある。
永井:良
スピード、ドリブル、状況を判断したプレー。攻撃面で存在感を発揮。
また、守備時のプレッシャーの速さ・強さもレベルが高い。
ユンカー:良
ここまでのMVPか。
キープ、ドリブル、パス、シュート。ボールを収め、攻撃を組み立て、得点も決める。
調子がいいときは、一瞬、ストイコビッチに見える瞬間あり。
また、思った以上に、守備でもしっかりプレッシャーをかけてくれる。
酒井・内田・野上・・・普通
酒井:ややプレーにムラがある印象。ポジションや役割が一定しないことが影響か。
内田:途中出場で与えられた役割をこなす。もう一歩、アピールが欲しい。
野上:与えられた役割は無難にこなせている。WBで出るならば、攻撃面で、武器が一つ欲しい。
チームの組織的レベルアップと共に、強いグランパスへ
以上となります。
あくまで独断と偏見によるものです。
組織の力と個人の力の融合に今後は期待です。
明日のFC東京戦、監督・選手含め、古巣対決です。いい試合を期待しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。これからもたくさん記事を書いていくために、少しだけご協力ください。下の2つのバナーをクリック、もしくはポチッっとお願いします(名古屋グランパスの人気ブログの一覧画面が表示されます)。
コメント